- 花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)とは
- 花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)が起こる原因
- 自宅でできるセルフケア
- 専門的な診断の重要性
- 皮膚科で行う花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)の治療法
- 当院の皮膚科が選ばれる3つの理由
花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)とは
春に入り、お顔や首が急にカサついたり、かゆみが続いたりする場合は花粉皮膚炎の可能性があります。花粉皮膚炎は、空気中の花粉が肌に付着し、アレルギー反応を起こすことで生じます。花粉症によるくしゃみや鼻水などの症状がなくても起こるため、症状に気づきにくい点が特徴です。
肌には外部刺激を防ぐバリア機能がありますが、冬の乾燥や春の寒暖差で弱まりやすく、花粉が侵入しやすい状態になります。PM2.5や黄砂などの大気汚染物質も刺激となり、症状悪化の一因になります。スギ花粉が多い2〜4月は、肌荒れが続きやすい時期です。肌荒れが続くときは、セルフケアだけでは整えにくいため、医療機関での適切なケアが必要になる場合があります。
市販の保湿だけでは改善しにくいケースもみられるため、症状が続く場合は皮膚科での治療が有効です。適切な外用薬やスキンケアの指導により、つらいかゆみや赤みの緩和が期待できます。「春になると毎年肌が不安定になる」という方は、早めに専門家へ相談してください。当院では、肌質に合わせた治療やケア方法を丁寧に提案します。
花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)の症状と発症しやすい部位
主な症状
花粉皮膚炎の主な症状は以下のとおりです。
| 赤み | 肌全体または一部に赤みがでる |
|---|---|
| かゆみ |
かゆみが続き、掻くと悪化しやすい |
| 乾燥・粉ふき |
表面がカサつき、粉をふいたように見える |
| 腫れ |
腫れがでる |
花粉皮膚炎を発症すると、赤みやかゆみ、乾燥などの刺激症状が現れやすくなります。赤みにはかゆみが伴うことが多く、掻くほど皮膚が傷つき、炎症が悪化しやすいです。乾燥が進むと粉をふいたように見えることがあり、肌のバリア機能が弱っているサインと考えられています。肌の一部が腫れる場合もあります。
花粉皮膚炎は市販ケアだけでは緩和しにくい場合があります。適切な外用薬やケアで悪化を防ぐために、早めに皮膚科へ相談しましょう。
主な発症部位
花粉皮膚炎は全身に起こる可能性がありますが、花粉が触れやすい場所や皮膚がデリケートな部位に症状が現れやすいとされています。花粉皮膚炎が発症しやすい部位は以下のとおりです。
- 顔(目の周り、頬、額の生え際など)
- 首まわり
- 耳の後ろ
- 手首
これらの部位に肌荒れが集中している場合、花粉の影響を受けている可能性があります。症状が続くときは、通常のスキンケアだけでは対処が難しいことがあるため、皮膚科へ相談すると適切なケアにつながります。
花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)が起こる原因
バリア機能の低下
バリア機能が低下しやすい要因は以下のとおりです。
- 乾燥
- 摩擦(メイク落とし)
- 加齢
- 季節の変わり目(寒暖差)
バリア機能が弱まると、花粉が肌の刺激になりやすく、赤みやかゆみにつながる場合があります。
花粉の付着

花粉が肌に付着すると、身体は花粉を異物と認識し、アレルギー反応が起こりやすくなります。花粉と接触した部位で免疫の働きが活性化し、炎症を促す物質が放出されることで赤みやかゆみが現れると言われているため注意が必要です。スギやヒノキの花粉は粒子が小さく、肌の表面にあるわずかな隙間に入り込みやすいとされています。
その他にも、シラカンバやボクソウ、ブタクサなどでも同様の症状を起こすことがあります。付着した花粉は汗や皮脂と混ざることで刺激性が強まる可能性があります。PM2.5や黄砂など大気中の汚染物質が重なると、炎症が強まりやすくなるとも言われています。外的刺激が複合することで症状が続きやすくなるため、早めの対策が大切です。
自宅でできるセルフケア
花粉を肌に寄せ付けない対策
花粉皮膚炎を防ぐためには、肌に花粉が付着する機会を減らすことが重要です。主な対策は以下のとおりです。
- つばの広い帽子やマスク、花粉対策用メガネやマフラーを着用する
- 花粉が付着しにくい素材の衣類を選ぶ
- 玄関に入る前に衣類や髪についた花粉を軽く払い落とす
- 帰宅後は早めに洗顔し、泡で優しく洗い流す
- 換気は花粉が少ない時間帯に短時間で行う
- 空気清浄機を活用して室内の花粉量を抑える
完全に花粉を防ぐことは難しいですが、対策を重ねることで肌に触れる花粉の量を減らしやすくなります。
肌のバリア機能を守るスキンケア
洗顔後はすぐに保湿し、化粧水・乳液・クリームでうるおいを補います。乾燥しやすい頬や目まわりは重ね塗りが推奨されます。スキンケア製品は、香料やアルコールの少ない低刺激性のものを選びましょう。新しい化粧品は二の腕の内側で試すと安心です。基本的なケアを続けることで、肌の負担を減らし、花粉の刺激に備えやすくなります。
専門的な診断の重要性
セルフケアの限界
市販薬の中にはかゆみを抑える成分や弱めのステロイドを含むものがありますが、肌の状態に合った薬を判断するには専門的な知識が求められます。ステロイド外用薬は、使用量や期間を誤ると肌トラブルにつながる可能性があるため、医師の指示に沿って使用することが大切です。
自己判断でケアを続けると、炎症が長引いたり悪化しやすくなったりする可能性もあります。症状が続くときは、早めに皮膚科で相談し、肌の状態に合わせた治療やスキンケアの提案を受けることが不調の改善につながりやすくなります。
皮膚科受診の目安
春先に肌荒れが続く場合、乾燥だけでなく花粉皮膚炎が関わっている可能性があります。以下の症状があるときは皮膚科で相談すると安心です。
- 症状が強くなってきた
- 市販薬で肌が整わない
- いつもと違う症状が出ている
- 生活に支障が出ている
早めに皮膚科で状態を確認してもらうと、症状に合った治療やケア方法につながりやすくなります。一人で悩まず、気になる変化があれば相談してください。
皮膚科で行う花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)の治療法
炎症・アレルギー反応を抑える薬物療法
皮膚科では、花粉皮膚炎によって生じた炎症やかゆみを和らげるために薬物療法を行います。肌の状態や症状の程度に合わせて薬を選択し、症状を軽くすることを目的としています。炎症が強い部分には、ステロイド外用薬やアトピー性皮膚炎の治療薬などを使用する場合があります。赤みやかゆみなどの炎症を抑える働きがあり、症状を落ち着かせやすくなります。
薬の強さや使用期間は、肌の状態に合わせて医師が判断します。ステロイドは自己判断で長期間使うと肌トラブルにつながる可能性があるため、医師の指示に沿って使用することが大切です。適切に使うことで炎症を抑え、症状を緩和しやすくなります。
場合によっては、抗アレルギー薬(非鎮静性の第2世代の抗ヒスタミン薬)で花粉症そのものの治療も行います。
皮ふのバリア機能を補強するスキンケア

花粉皮膚炎の治療では、炎症を抑える薬物療法とあわせて、肌のバリア機能を補強するスキンケアを行います。バリア機能が低下した肌は乾燥しやすく、花粉などのアレルゲンが角層のすき間から入り込みやすいと言われています。外的刺激を受けにくい肌環境を整えることが治療の重要な柱になります。
適切なスキンケアを継続すると、肌が持つ防御の働きを保ちやすくなり、症状の再燃を防ぎやすい状態に近づけることが期待できます。当院では、肌質や症状に合わせて刺激を抑えた保湿剤やスキンケア方法を提案し、治療効果を高めるサポートを行います。
当院の皮膚科が選ばれる3つの理由
内科併設で花粉症のトータルケアが可能
当院の大きな特徴の一つは、内科と皮膚科が同じクリニックで診療できる点です。皮膚科に加えて内科・消化器内科も併設しているため、肌の炎症だけでなく、鼻水・くしゃみ・目のかゆみなど花粉症に関連する全身の症状についても総合的に相談しやすい環境を整えています。
花粉皮膚炎は、皮膚のアレルギー反応と同時に、季節性のアレルギー性鼻炎や結膜炎が併発しやすいと言われています。別々の病院を受診する手間をかけず、1つのクリニックで皮膚症状と花粉症症状をまとめて相談できるため、通院の負担を減らすことができます。
皮膚科では炎症に応じた外用薬による治療を、内科では必要に応じて内服薬を中心としたアプローチを提案します。肌の外側と身体の内側の両面から対応することで、症状を抑えやすく、不快感の軽減につながる可能性があります。肌だけでなく、花粉による身体全体の不調も気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
平日最長20時まで・土曜診療もあるので通院しやすい
花粉皮膚炎の治療は、肌の状態を確認しながら外用薬の使い方やスキンケアを調整する場面が多いため、継続して受診しやすい環境が大切です。当院では、忙しい方でも無理なく通院できるよう、診療時間を幅広く設けています。平日は19時まで、水曜日は20時まで診療しているため、仕事や学校のあとにも立ち寄りやすい体制です。
土曜日も9:30〜15:30で診療しており、平日に時間を取りづらい方も受診しやすくなっています。生活スタイルに合わせて通院しやすい診療時間のため途中で受診が途切れにくく、治療を続けやすいです。
国分寺駅徒歩1分のクリニックだからアクセス良好
当院は、JR国分寺駅南口から徒歩1分の場所にあります。駅からすぐに来院できるため、仕事や学校の前後にも立ち寄りやすく、忙しい方でも無理なく継続して通院しやすい環境が整っています。花粉皮膚炎の症状がつらい時期は、肌が敏感になり、外出そのものが負担に感じられることがあります。
当院は駅近の立地のため、移動時間を最小限に抑えやすく、天候や花粉量に左右されずに、気になるときにすぐ受診しやすいのが大きな魅力です。通いやすい立地であれば、途中で通院を中断してしまう心配も少なく、肌の状態に合わせたケアを無理なく続けやすくなります。ご自身のペースで受診できる環境が整っていることで、より安心して治療に取り組んでいただけます。
花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)のQ&A
花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)は、一般的な花粉症(鼻炎・結膜炎)と何が違う?
アレルギー反応が起きる場所が粘膜か皮膚かという点が、一般的な花粉症と花粉皮膚炎を区別する主な違いです。一般的な花粉症は、鼻や目などの粘膜でアレルギー反応が起きるため、くしゃみや鼻水、目のかゆみが主な症状です。一方、花粉皮膚炎は、花粉が肌に触れることで皮膚に炎症が起きる状態です。 花粉症ではない方でも、花粉皮膚炎を発症する可能性があり、鼻や目に症状がなくても肌だけに反応が現れることがあります。乾燥や摩擦などでバリア機能が弱まった肌は、外部刺激を受けやすく、花粉が入り込みやすい環境になります。結果、花粉が異物として認識され、赤みやかゆみなどの炎症が生じます。
症状はいつまで続き、どのような特徴がある?
花粉皮膚炎の症状は、特にスギ花粉が多い2〜4月頃は症状が現れやすく、肌に花粉が触れ続けることで長引く場合があります。症状としては、お顔や首など花粉に触れやすい部分に変化が出ることが多いです。主な症状は以下のとおりです。
・赤み
・かゆみ
・乾燥や粉ふき
・腫れ
赤みは、部分的にほてりを感じることがあります。かゆみが続くと、無意識に掻いてしまい、炎症が強まることもあります。乾燥が進むと粉をふいたように見える場合があります。腫れが出る時は、炎症が進んでいる可能性があります。 症状は、皮膚が薄い目の周りや、花粉に触れやすい頬や首筋に集中することが多い傾向があります。乾燥だけでなく、花粉によるアレルギー反応が関係していると考えられています。
花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)とアトピー性皮膚炎の違いは何?
花粉皮膚炎は花粉が皮膚に直接付着することが原因で引き起こされる季節性の皮膚炎で、アトピー性皮膚炎は、遺伝的な要因や肌のバリア機能の低下、免疫システムの異常などが複雑に絡み合って起こる、慢性的な皮膚の疾患です。若い女性に多く発症するとされており、メイク落としなどによる皮膚のバリア機能障害が原因と考えられています。 アトピー性皮膚炎がある方は、バリア機能が低下し花粉による刺激の影響を受けやすく、花粉皮膚炎を併発したり、症状が強く出たりする場合があります。見分けが難しい症状も多いため、気になる肌トラブルがあるときは、医療機関で状態を確認することをおすすめします。
自分のアレルギーの原因となっている花粉を知ることはできる?
はい、可能です。当院ではアレルギーを調べる検査を実施しています。少量の血液を採取し、特定の花粉に対する反応を調べ、アレルギーの原因となる花粉を確認することができます。原因を把握することで、症状が出やすい時期に備えやすくなります。 検査では、スギ、ヒノキ、イネ、ブタクサなど複数の花粉に対する反応をまとめて確認できます。花粉のほか、ダニやハウスダストなどのアレルゲンに反応があるかを同時に調べることも可能です。原因となる花粉がわかると、飛散時期に合わせた対策を取りやすくなります。 当院は内科を併設しており、アレルギー検査を含めた花粉症の診療に対応しています。肌の症状とあわせて相談できる環境ですので、気になる場合はご相談ください。
市販薬やセルフケアで治らない場合の受診の目安はある?
花粉による炎症が続く場合は、市販薬だけでは治りにくいことがあります。特に、肌の状態に合わない薬を使い続けると、症状が長引くこともあるため注意が必要です。受診を検討したい目安は以下のとおりです。
・症状が強くなっている場合
・市販薬やセルフケアを続けても変化がない場合
・日常生活に支障が出ている場合
症状に合った薬を選ぶには、医療機関での肌の状態を確認が役立ちます。炎症を抑える外用薬や、アレルギー症状に対応する内服薬を併用する場合もあります。治療は医師の指示に沿って続けることが大切です。 花粉皮膚炎は、適切な治療と保湿ケアを組み合わせることで症状を落ち着かせやすくなります。つらい症状が続くときは、早めに相談すると治療を進めやすくなります。
つらい花粉皮膚炎(アレルギー性皮膚炎)は放置せずご相談ください
春の顔や首の赤み、かゆみ、乾燥が続く場合は、花粉皮膚炎の可能性があります。バリア機能が弱った肌に花粉が触れることで炎症が起きるため、自己流のケアだけでは整えにくいことがあります。症状が気になるときは、早めに皮膚科で状態を確認することをおすすめします。
当院では、肌の状態に合わせた治療と保湿ケアで症状を整えられるようサポートしています。内科も併設しているため、鼻や目の不調など花粉症全体の相談もしやすい環境です。来院しやすいように皮膚科の受付時間を以下のように設定しています。
診療時間(皮膚科)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:30~13:00 | ●※ | ● | - | ● | ● | ▲ | - |
| 15:00~19:00 | ● | ● | ◎ | ● | ● | - | - |
受付開始・終了時間は、診療時間の30分前
※: 9:30~12:30
◎:14:00~20:00
▲: 9:30~15:30
外来担当(皮膚科)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 永野 | 染谷 | - | 渡邊 | 久我 | ■ | - |
| 午後 | 逸見 永野 |
染谷 | 田中 | 渡邊 | 久我 | - | - |
■:土曜日(第1・3・5):永野
土曜日(毎週):戸田
ご自身の予定に合わせて受診しやすい体制を整えています。ご予約は、Web予約またはLINE予約で受け付けています。Web予約は24時間申し込みができ、隙間時間を使ってスムーズにご予約いただけます。Web問診も行っており、事前の問診記入で待ち時間を短縮でき、スムーズに診療できます。つらい症状が続くときは、一人で悩まず早めにご相談ください。国分寺駅南口から徒歩1分の当院で、肌の状態に合わせた診療をご案内いたします。


