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繰り返すかゆみ・湿疹「アトピー性皮膚炎」は治療でコントロールを目指せます

アトピー性皮膚炎とは



夜も眠れないほどのかゆみ。良くなったと思ったらまた悪化する湿疹。アトピー性皮膚炎のつらい症状に、長年悩まされている方は少なくありません。しかし近年、アトピー性皮膚炎は適切な治療でコントロールを目指せる時代になってきています。

アトピー性皮膚炎は単なる肌荒れではなく、皮膚のバリア機能の低下と、体の内側で起こる過剰な免疫反応が関わる病気です。近年は治療の選択肢が広がり、症状を上手にコントロールしながら穏やかな毎日を目指せるようになってきています。

こんな症状はありませんか?

  • 強いかゆみのある湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返している
  • 顔・首・ひじやひざの内側など、決まった場所に湿疹が出る
  • 掻き壊してしまい、皮膚がゴワゴワと硬くなってきた
  • 市販の保湿剤やかゆみ止めでは改善しない
  • ご本人やご家族に、ぜんそくやアレルギー性鼻炎、結膜炎などの持病がある

一つでも当てはまる場合は、アトピー性皮膚炎の可能性があります。国分寺駅南口徒歩1分の当院で、肌の状態に合わせた治療をご案内します。

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アトピー性皮膚炎は、強いかゆみを伴う湿疹が、波のように良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚の病気です。診断の目安として、大きく3つのサインがあります。

①強いかゆみのある湿疹 赤み、ブツブツ、カサカサとした乾燥などが現れます。掻いてしまうとさらに皮膚が傷つき、悪化しやすくなります。
②良くなったり悪くなったりを繰り返す 症状が落ち着く時期と悪化する時期を繰り返します。一般的に、乳児では2か月以上、以降は6か月以上症状が続くと診断の目安とされます。(小さなお子様だと、経過を見ないと診断がつかない場合が多いです)
③アレルギー体質(アトピー素因) ご本人やご家族に、気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎など、他のアレルギー疾患があることが多いとされています。(ハウスダスト、ダニのアレルギーの関連もあります)

皮膚には、ホコリや細菌などの刺激から体を守る「バリア機能」があります。アトピー性皮膚炎の方はこの機能が弱まっているため、わずかな刺激でも体の内側に入り込みやすく、免疫が過剰に反応してかゆみや炎症を引き起こしやすい状態です。

治療の目標は、症状がない、あるいは軽い状態を長く保ち、日常生活に支障のない毎日を送れるようにすることです。


アトピー性皮膚炎の症状と出やすい部位

主な症状

アトピー性皮膚炎では、主に以下のような症状がみられます。

  • 強いかゆみ:夜も眠れないほどのかゆみが特徴
  • 赤み・ブツブツ:皮膚が赤くなったり、赤い発疹ができたりする
  • 乾燥・粉ふき:カサカサと乾燥し、粉をふいたように見えることがある
  • ジュクジュク:水ぶくれや掻き壊した部分から液体がにじむことがある
  • 皮膚の硬化(苔癬化):症状が長く続くと、皮膚がゴワゴワと硬く厚くなることがある

がまんできずに掻き壊すと、バリア機能がさらに低下して刺激が入りやすくなり、かゆい→掻く→悪化するという悪循環に陥りやすくなります。この悪循環を早く断ち切ることが、治療の第一歩です。

かゆい→掻く→悪化する悪循環

症状が出やすい部位は年齢によって変わります

アトピー性皮膚炎の湿疹は、年齢によって出やすい場所が移り変わっていくのが特徴です。あかちゃんは顔や頭に、成長するにつれて首や関節の内側、大人では上半身へと変化していきます。

年齢別に症状が出やすい部位

あかちゃん
(〜1歳ごろ)
顔、頭、耳のまわり。はじめはカサカサ、だんだんジュクジュクした湿疹になることがある
子ども
(2歳〜12歳ごろ)
首まわり、ひじやひざの内側。皮膚全体が乾燥し、鳥肌のようにザラザラした湿疹がみられる
おとな
(思春期以降)
顔、首、胸、背中など上半身。症状が長引くと皮膚が硬く厚くなる「苔癬化」が起こることがある

当院ではお子さまから大人の方まで、年齢に応じた症状の現れ方に合わせて診療いたします。


アトピー性皮膚炎が起こる原因

原因は一つではなく、体質的な要因と環境的な要因が複雑に組み合わさって症状を引き起こすと考えられています。

体質的な要因

生まれ持った体質として、主に次の2つが関わっています。

  • お肌のバリア機能の弱さ
  • アレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)

アトピー性皮膚炎の方は、生まれつきバリア機能が弱い傾向があり、皮膚が乾きやすく、外からの刺激が入り込みやすい状態です。

免疫の仕組みが通常なら問題のないものにまで過剰に反応してしまう体質(アトピー素因)も関係しています。ご家族にアレルギー疾患のある方がいると、この体質が受け継がれていることがあります。

環境的な要因(悪化のきっかけ)

体質的な要因という土台の上に、日常生活の中の刺激が加わることで、症状が現れたり悪化したりします。主なきっかけは以下のとおりです。

  • アレルゲン:ダニ、ハウスダスト、カビ、花粉、ペットの毛やフケ、特定の食べ物など
  • アレルギー以外の刺激:汗、衣類のこすれ、石けん・洗剤・化粧品、ひっかき
  • 生活習慣:ストレス、寝不足、疲れ

健康な肌とアトピー性皮膚炎の肌の比較

何が症状を悪化させるかは一人ひとり異なります。当院では、問診と検査で悪化要因を一緒に探り、あなたに合った対策をご提案します。


自宅でできるセルフケア

洗う:お肌を清潔に保つ

汗やホコリは症状を悪化させる原因になるため、毎日の入浴やシャワーで優しく洗い流すことが大切です。以下のポイントを意識してみてください。

  • 石けんはよく泡立て、手でなでるように優しく洗う
  • ゴシゴシこすらず、ぬるま湯(38〜40度程度)でしっかりすすぐ
  • 熱いお湯はかゆみを増すことがあるため避ける

塗る:うるおいを閉じ込める

保湿剤は、皮膚の水分が逃げないようにフタをする役割があります。入浴後の肌がまだ潤っているうちに、なるべく早めに塗るのがおすすめです。症状のある部分だけでなく、乾燥しやすい全身にたっぷりと塗りましょう。

守る:悪化要因を減らす

肌への刺激を日常生活の中で減らしていくことも、症状の安定につながります。以下のポイントを意識し、できることから取り入れてみましょう。

  • こまめな掃除と寝具の洗濯でダニ・ホコリを減らす
  • 汗をかいたらシャワーや濡れタオルで早めにケアする
  • 肌触りの良い綿素材の衣類を選ぶ
  • 爪は短く切り、皮膚を傷つけにくくしておく
  • 紫外線対策には低刺激性の日焼け止めを活用する

セルフケアだけでは限界があります

市販薬の中にはかゆみを抑える成分や弱めのステロイドを含むものがありますが、肌の状態に合った薬を選ぶには専門的な判断が必要です。自己判断でケアを続けると、炎症が長引いたり、掻き壊しによって悪化したりする可能性があります。

以下に当てはまる場合は、早めに皮膚科へご相談ください。

  • かゆみで眠れない、集中できないなど生活に支障が出ている
  • 市販薬や保湿を続けても改善しない
  • 症状の範囲が広がってきた、強くなってきた
  • 掻き壊しを繰り返し、皮膚が硬くなってきた
  • お子さまの湿疹が長引いている

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当院で行うアトピー性皮膚炎の治療

治療は「炎症をおさえる」「スキンケアで土台を整える」「悪化要因をとりのぞく」の3つの柱を組み合わせて進めます。

アトピー性皮膚炎治療の3つの柱

①炎症をおさえる薬物療法

かゆみの原因である炎症を速やかにしずめることが、掻き壊しによる悪化を防ぐ第一歩です。当院では、症状や部位に合わせて主に以下の薬を使い分けます。

  • ステロイド外用薬
  • 免疫抑制外用薬(タクロリムス軟膏など)
  • 内服薬・注射薬(症状が中等症〜重症の場合)

ステロイド外用薬は、アトピー性皮膚炎治療の基本となる薬です。強さに応じたランクがあり、症状の程度や部位に合わせて医師が適切な強さを選択します。

免疫抑制外用薬(タクロリムス軟膏など)は、ステロイドとは異なる仕組みで過剰な免疫の働きを抑える薬で、顔や首など皮膚が薄くデリケートな部位にも使いやすい特徴があります。

症状が中等症から重症の方には、炎症やかゆみの伝達を抑える内服薬や注射薬による治療という選択肢もあります。近年、新しいタイプの治療薬が登場したことで、治療の幅は広がってきています。

薬の強さや使用期間は、肌の状態に合わせて医師が判断します。ステロイドは自己判断で使い方を誤ると肌トラブルにつながる可能性があるため、医師の指示に沿って使用することが大切です。

②バリア機能を補強するスキンケア指導

薬で炎症を抑えるとともに、保湿を中心としたスキンケアで肌の土台を整えることが、症状の再燃を防ぐ鍵になります。当院では、肌質や症状に合わせた保湿剤の選び方や塗り方を丁寧にご案内します。

③検査で悪化要因を特定

さらに詳しく原因を探るために、血液検査を行うことがあります。

特異的IgE抗体検査 ダニや花粉、特定の食べ物など、何に対してアレルギー反応を起こしやすいかを調べます
TARC検査 皮膚で起きている炎症の強さを推し量る目安の一つとして活用できます。見た目ではわかりにくい皮膚の内側の炎症の程度を知る手がかりになります

悪化要因がわかると、生活の中での対策が取りやすくなり、症状のコントロールにつながります。

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当院の皮膚科が選ばれる3つの理由

内科・消化器内科併設でアレルギー全般をトータルケア

当院は皮膚科に加えて内科・消化器内科を併設しています。アトピー性皮膚炎の方は、アレルギー性鼻炎やぜんそくなど他のアレルギー疾患を併せ持つことも少なくありません。皮膚の症状と全身のアレルギー症状を1つのクリニックでまとめて相談できるため、別々の病院を受診する手間を減らせます。アレルギー検査にも対応しており、悪化要因の特定から治療までワンストップでサポートします。

平日最長20時まで・土曜診療もあるので通院しやすい

アトピー性皮膚炎の治療は、肌の状態を確認しながら外用薬やスキンケアを調整していくため、継続して通院しやすい環境が大切です。当院は平日19時まで、水曜は20時まで診療しており、仕事や学校のあとにも立ち寄りやすい体制です。土曜も9:30〜15:30で診療しているため、平日に時間を取りづらい方も無理なく通院を続けられます。

国分寺駅徒歩1分でアクセス良好

JR国分寺駅南口から徒歩1分。仕事や学校、お買い物の前後にも立ち寄りやすく、通院が途切れにくい立地です。かゆみがつらい時期でも移動の負担を最小限に、気になるときにすぐ受診いただけます。

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アトピー性皮膚炎のQ&A

ステロイドを使うのが不安です。大丈夫でしょうか?

ステロイド外用薬は、症状や部位に合わせて適切な強さ・期間で使えば、炎症を抑えるうえで有効な治療の基本となる薬です。トラブルの多くは自己判断による誤った使い方が原因とされています。当院では、肌の状態を確認しながら医師が薬の強さや使用方法を調整し、不安な点も丁寧にご説明しますので、安心してご相談ください。

大人になってからアトピー性皮膚炎になることはありますか?

はい、あります。子どもの頃の症状が再燃するケースのほか、思春期以降に発症する方もいらっしゃいます。大人では顔・首・胸・背中など上半身に症状が出やすい傾向があります。「ただの肌荒れ」と思って放置すると悪化することもあるため、繰り返す湿疹やかゆみがある場合は一度ご相談ください。

どのくらいの頻度で通院が必要ですか?

症状の程度や治療内容によって異なりますが、治療開始後しばらくは肌の状態を確認しながら薬を調整するため、定期的な受診をおすすめしています。症状が落ち着いてきたら、間隔をあけていくことも可能です。当院は駅徒歩1分・平日夜間や土曜も診療しているため、生活スタイルに合わせて無理なく通院いただけます。

自分のアレルギーの原因を調べることはできますか?

はい、可能です。少量の血液を採取する検査で、ダニ・ハウスダスト・花粉・特定の食べ物など、複数のアレルゲンへの反応をまとめて確認できます。原因を把握することで、生活の中での対策が取りやすくなります。なお、食べ物については自己判断での食事制限は危険ですので、必ず医師にご相談ください。

アトピー性皮膚炎は治りますか?

アトピー性皮膚炎は良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性の病気ですが、適切な治療とスキンケアを続けることで、症状がない、あるいは軽い状態を長く保つことが治療の目標です。近年は治療の選択肢も広がっています。「もう治らない」と諦める前に、一度ご相談ください。

 

繰り返すかゆみ・湿疹は、放置せずご相談ください

アトピー性皮膚炎は、我慢して掻き壊すほど悪化しやすい病気です。一方で、適切な治療とスキンケアを組み合わせることで、症状をコントロールしやすくなります。つらい症状が続くときは、一人で悩まず早めにご相談ください。

診療時間(皮膚科)

  月 火 水 木 金 土 日/祝
9:30~13:00 ●※ ● - ● ● ▲ -
15:00~19:00 ● ● ◎ ● ● - -

受付開始・終了時間は、診療時間の30分前
※: 9:30~12:30
◎:14:00~20:00
▲: 9:30~15:30

外来担当(皮膚科)

  月 火 水 木 金 土 日/祝
午前 永野 染谷 - 渡邊 久我 永野 -
午後 逸見
永野
染谷 田中 渡邊 久我 - -

 

ご自身の予定に合わせて受診しやすい体制を整えています。ご予約は、Web予約またはLINE予約で受け付けています。Web予約は24時間申し込みができ、隙間時間を使ってスムーズにご予約いただけます。Web問診も行っており、事前の問診記入で待ち時間を短縮でき、スムーズに診療できます。つらい症状が続くときは、一人で悩まず早めにご相談ください。国分寺駅南口から徒歩1分の当院で、肌の状態に合わせた診療をご案内いたします。

 

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